皆さんこんにちは。遺品整理のエクシアです。
新型肺炎の感染拡大防止によって、さまざまなイベントも外出ですら自粛ムードが広まっています。
エクシアスタッフが活動する大阪・兵庫エリアは感染が広がりとても他人事とは思えません。
一日でも早くいつもの日常が戻るといいのですが・・・
エクシアでは、スタッフのマスク着用、手洗いうがいを徹底して訪問させていただいております。
遠方からのご依頼などで不安に思われる方は、立会なしでの作業も可能ですので気軽にお尋ねくださいませ。
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さて、今回ご紹介させていただくのは、弟様を亡くされた男性からのご依頼です。
お片付けさせていただくのは、弟様のご自宅。
お伺いすると、まず足の踏み場のない室内が目に飛び込んできて、さらにアンモニア臭が鼻を突いてきます。
要するにゴミ屋敷だったわけです。
信じられないかもしれませんが、ゴミ屋敷では排泄物が入ったペットボトルが溜まっていることもあります。
なぜ、そんなことをするのか?
ゴミに埋もれてトイレのドアが開かなかったり、使用できない状態であったり。また、ゴミ屋敷に住む人はセルフネグレクトの可能性が高いともいわれます。
セルフネグレクトとは?
セルフネグレクト(Self-neglect、又は自己放任)とは、個人自身の基本的ニーズに対して発生するネグレクト行為であり、それには不適切な衛生、服飾、食事、医学的状況などが挙げられる。
より広義には、個人の保健、衛生、生活環境などのセルフケアが不足している状況をいう。
引用:ウィキペディア
つまり、トイレに行く行為すら億劫になっているのではないかと考えられます。
今回は排泄物の入ったペットボトルは無かったので、もしかするとトイレを流していないだけなのか、ごみの中でしていたのか・・・
何度も言いますが、実際にゴミ屋敷を見たことのない人には信じられないと思いますが、エクシアが片づけをさせていただく現場では、そういった状態は何度もあったのです。
依頼くださった男性も、まさか自分の家族の部屋がこんなことになっているなんて・・・と思われたことでしょう。
これでは遺品整理どころかゴミを片付けることすらできません。
私たちお手伝いさせていただく片付けの現場は、いつも現代の社会背景や家族の問題が重なり合っています。
一期一会のお仕事ですが、人との関わり、家族との関わりを大切にしようと、より一層思うようになりました。
遺品整理のエクシア
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